前回の記事で、パーソルキャリア株式会社（旧社名：株式会社インテリジェンス）様 DODA（デューダ）サイトリニューアルの成功事例をお伝えしました。今回は、DODAサイトリニューアル成功の立役者でもある、shuttoテクニカルパートナーの（株）ジオ・キュービック様をご紹介いたします。
まずは、ジオ・キュービック様のご紹介をお願いします。
ジオ・キュービックは、難易度の高い動的ウェブサイト構築や、大規模ウェブサイト構築を得意とするWEB制作会社です。得意領域は、技術的にハードルの高いサイトの構築や、情報設計です。情報構造が複雑な人材系、金融系や不動産系サイト、インタラクションやajaxによるアクションが多く発生するサイトなどの対応が得意です。
また、shuttoでのスマートフォンサイト対応や、タブレットサイト対応にも注力しています。shuttoにおいても、技術的難易度の高いサイト(javascriptの動作不良など)に対応できるところが当社の強みです。shuttoテクニカルパートナーとして、現在約117件のshutto対応実績があります。
DODAサイトリニューアルにおいて工夫した点は何ですか？
まずは、通常shutto変換ではここまで行わないというレベルまで、ワイヤーフレームの作成を行いました。その過程で、仕様の網羅や、画面ごとの整合性の維持など、変換を行う上で問題になりそうな点を、デザイン面、機能面の両方から検証しました。また、PC側の組み込みを行っているベンダー様とも密な会話を行い、JavaScriptなどの動作不具合が生じないように調整を重ねました。
御社が積極的にshuttoを導入される理由は何ですか？
shuttoは、PCサイトさえ出来上がっていれば、対象範囲やレスポンシブデザインのようにPCのHTML構造に引きずられることなく、自由にスマートフォンサイト構築が行えることがshuttoを導入する最大の理由です。
スマートフォンサイト構築においては、その必要性と反する形で時間と費用の制約が厳しい状況の案件が多いです。shuttoを導入するまでは、スマートフォンサイト構築において「レスポンシブデザイン」「スマートフォン専用サイト構築」のいずれかを選ぶケースが多かったです。しかし、前者はPCのデザインに引きずられ、スマートフォンで効果的な画面設計を実現しにくいこと、後者においては費用と期間が膨大になり過ぎる、という問題を抱えていました。
一方、shuttoはデザインの自由度が高く、作業量も抑えられることで、お客様へのご提案に幅を持たせられるうえ、お客様においても限られた条件の中で優先度に応じてスマートフォン変換を実施できるのは、優れている点だと思います。また、対象デバイスの定義は、shutto側で適宜見直しが生じるので、スマートデバイスの多様化に備えるという意味でも管理が楽になると思います。
過去に、shuttoでどのようなカスタマイズを行ってきたか教えてください。
主に、以下のような実装です。
- shuttoに用意されていない、UIコンポーネントの実装
- 通常の変換では保証できないJavaScriptの動作調整
- モーダルウィンドウやAjax等を含む、複雑なフォームの実装
- スマートフォン専用のUI設計など
テクニカル面で課題を抱えているshuttoユーザーに対し、どのような期待に応えられますか？
shuttoは、コスト面、機能性共に優れたスマートフォンサイト最適化ツールとして、変換ツールを超えた領域における複雑なカスタマイズや処理を行えることがメリットです。しかし、WEBサイト制作スキルがないと、一般ユーザー様ではshuttoを使いこなすことが難しいというご意見もよくいただきます。特に、技術面ではJavaScriptやスマートフォン独自のUI実装などの実装に問題が生じるケースが多いかと思います。
我々ジオ・キュービックでは、PCの仕様理解、スマートフォンサイトの再設計、実装まで一気通貫で行うことができます。また、基本的な変換はお客様に実装いただき、難しい要件の部分だけを弊社でお手伝いさせていただくことも可能です。技術対応力には自信がありますので、是非ご相談ください。
最後に、shutto変換をご依頼いただく際に注意する点はありますか？
はい。ご依頼いただく際は、変換対象の範囲やご予算などを合わせてご連絡いただけますと、初期の対応がスムーズになります。
ジオ・キュービック様、ありがとうございました。
ジオ・キュービック様では、shutto変換やshuttoを利用したスマートフォンサイトのカスタマイズの依頼を受け付けておられます。ご依頼は下記よりお問い合わせください。
